釣りにゃんだろう

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バス釣りもシニアの趣味になった。

今年の夏頃に、バスの夜釣りをしていたらしき人が、湖に落ちて亡くなったニュースがありましたが、その人は60代でした。

バス釣りというと、わりと若い人がやるイメージがありましたが、よくよく考えてみたら、今はそんなことはないのかもしれませんね。

 

 

最後にバス釣りが流行してから20年以上経ちますから、その頃に少年だった人だって今は中年です。

しぶとくバス釣りを続けているのは、それよりも上の世代が多いでしょうから、バス釣りをやっている人のメインの層は、50代~60代くらいの人が多いのではないでしょうか。

これは、アユ釣りをしている人達なんかと比べたら相当若いかもしれませんが、とても若者の趣味とはとても呼べませんよね。

比較的若者の趣味だったバス釣りでさえ、おっさんの趣味になりつつあるのですから、釣りというもの全体がシニアの趣味になったということなのでしょう。

 

 

もちろん、例外的な若者が多少はいるでしょうが、日本人全体が老人ばかりになっているのですから、こうなっているのは当たり前のことでしょう。

もう10年も経つと、夏に川で流されて死ぬアユ釣りの人が減る代わりに、毎週のようにバス釣りの老人が湖に落ちて死ぬことになるのかもしれませんね。

そして、そんな世代の人も減った頃には、いよいよ釣りをする人はほとんど居なくなるということでしょう。

その頃に釣りをしている数少ない若者達は、楽しい思いができるでしょうかね。

 

 

釣り人が減って釣り放題かもしれませんし、環境が変わって魚も減ってしまっていて、ろくに魚が釣れない時代になっているかもしれません。

まあ、魚が釣れようと釣れまいと、日本も地球もとんでもないことになっているでしょうから、少し可哀想なところではあります。

それと比べたら、バス釣りでもして湖に落ちて死んでいく世代の人達は、本当に幸せな時代を生きたのかもしれませんね。

未来よりはマシな時代を生きて、好きな釣りをして死んでいく、現代の中高年の釣り人達は、本当に幸せものだと思います。