先日、ちょっと必要な小物があり大きな釣り具屋に行ったのですが、そこで面白い光景を見かけました。
どうも中国から来たらしいおばちゃんが、片言の日本語で店員さんと大量の釣り具を買う相談をしていたのです。
「あれも欲しい、これも欲しい」と、かなりの量の釣り具を要求していて、店員さんも「店長が居ないと…」などと言って困っているレベルのビッグな買い物のようでした。
旅行で来た人なのかビジネスで来た人なのか分かりませんが、誰かに日本で釣り具を買ってくることを頼まれたのでしょうか。
それとも、持って帰ってから転売でもするのでしょうか。
いずれにしても、そうしたくなるくらい、日本の釣り具というものは魅力的な物なのでしょう。
ちょっと過剰な評価な気もしますが、シマノやダイワの釣り具は最高品質の物だと信じられているのだと思います。
しかし、よくよく考えてみると、これらの日本のメーカーの大半のロッドやリールは日本製ではありませんよね。
近頃は東南アジア製の物が多いですし、中国製の物だってあるかもしれません。
日本の会社の最高の物だと買って帰るのに、それが日本製ではないなんて、なんだかちょっと不思議な話だと思いませんか?
開発したのは日本人かもしれませんが、日本の物でも何でもないわけですから。
そう考えてみると、わざわざ日本に来てまで買う必要がある凄い物なのか?とも思えてきます。
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品質管理なんかは、ちょっとは優れているかもしれませんが、近頃は日本以外のアジアの国のメーカーの釣り具だって、結構良くできているのではないでしょうか?
作っている場所は似たようなものなのですから。
日本土産が日本の物ではないという、不思議な状況を見ていると、どこの国の釣り具が優れているかなんて、簡単には言えない時代なのではないかと思ってしまう一件でした