釣りに行く前に天気予報を見ていると、「あぁ、これはダメそうだな」と思うことがあります。
気温が異常に高かったり低かったり、風が強過ぎたり吹かな過ぎたり、過去の経験から考えて、「釣れないだろうな」という悪条件の予報のような時です。
私は、こういった時でも、「予報が外れるかもしれないし」とか「一匹くらいは釣れる魚もいるんじゃないか」とか、無駄に前向きな気持ちになって釣りに行ってしまいますが、ほとんどの場合で「やっぱり止めておけばよかった…」というような悲惨な目に遭っています。
私は、あまり忙しくもない人間ですし、釣り以外に特に他にやりたいこともないので、こうなってしまってもそれほど後悔することもなければ、生活に影響が出ることはありません。
しかし、少しでも忙しかったり、釣り以外にやることがあったりする人は、やはり「ダメそうだな」というような悪条件の日には、釣りに行くのを止めてしまった方が良いのではないでしょうか。
その方が、貴重な時間を有意義に使えますし、お金と時間を使ってボウズという悲劇に見舞われるよりは、精神安定の面でもずっと良いはずです。
特に家族がいるような人なら、その日は釣りに行かずに家庭の用事を済ませば、別のもっと条件の良い日に釣りに行くことを許されることもあるはずですから、無理してダメそうな日に出かけるのは損でしかないはずです。
よく登山なんかは、途中で断念する勇気が大切だと言われていますが、釣りも行くのを止めるという勇気を持つことが、より良い釣りをするためには大切なことなのかもしれませんね。