釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

釣りと運動神経。

釣りをスポーツに入れるかどうかという判断は、微妙なところです。
スポーツフィッシングという言葉もありますが、一般的な身体を使うスポーツとは、ちょっとイメージが違うものでもあります。

今回は、釣りをスポーツに入れるかはともかくとして、一般的なスポーツに求められる運動神経のようなものは、釣りにも必要かどうか考えてみましょう。


釣りに運動神経は必要か。

f:id:nyandaro:20191009215033j:plain

ほとんどの釣りにおいては、それなりに健康な身体であることが必要になってきます。そして、運動神経が良いほど釣りに有利になってくるのではないでしょうか。

例えば、磯釣りなどは体力やバランス感覚がないと無理ですし、運動音痴の人が磯に行けば最悪死ぬこともあるでしょう。
渓流釣りなども、運動神経がよくないと、川をろくに移動できないかもしれません。
他の釣りにしても、基本的には、足場の悪い場所で立ったり歩いたりすることが多いわけで、運動神経が良いほど有利なのではないでしょうか。

しかし、中にはへらぶな釣りや船釣りのように座ったままでも行えるものもあるので、釣りをするのに運動神経が絶対に必要だとは一概には言えないのかもしれません。


単純な身体能力以外の点では。

f:id:nyandaro:20191009215152j:plain

立ったり歩き回ったりするという単純な身体能力以外にも、釣りに求められることは沢山あります。
そんな中で、かなり魚を釣るためで重要になってくるものに、判断力や勘があります。
パッとアタリをとってアワセたり、こうしたら釣れるだろうと作戦を変更したりと、機敏に判断したり行動するということは、魚が釣れるかどうかに大きく関わってくるものです。

そして、スポーツができる人というのは、こういった能力に秀ていることが多いと私は思います。
運動が得意で釣りが初めての人に釣りを教えると飲み込みが早く、よく釣れることが少なくありません。
そういった人は、気づいたら、ベテランというようなメタボ体型のおっさんよりも釣っていたなんてこともあります。

ですから、運動神経がよくスポーツが得意なような人は、身体能力以外にも判断力も優れていることが多く、非常に釣りに向いているといえるでしょう。

 

f:id:nyandaro:20191009215443j:plain

とは言え、釣りは基本的には他人と競うものではありませんし、どんな人でも自由にできるものです。
釣りをする上で、自分が運動神経が良いか悪いかなどを気にする必要はなく、釣りをするのに必要なのは、自分が釣りが好きであるということだけなのではないでしょうか。