釣りにゃんだろう

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芦ノ湖の山側の釣り。

トラウトの釣り場としての芦ノ湖と聞くと、巨大な管理釣り場というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

私も、放流魚が主体で釣り人も多く混んでいるのだから、わざわざ行くほどの場所ではないと思っていました。

しかし、近年すぐ側を通る用事があったので寄ってみたところ、そこまで悪い釣り場ではないなと思い直し、何度かリピートしてしまいました。

 

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私が釣りをしたのは、湖尻から白浜までの箱根山側のポイントです。
湖のこちら側は、道路から湖岸までかなり離れているためボートのポイントが多いと思われがちですが、山の中にはトレッキングコースが張り巡らされているため、歩けばいくらでもポイントにアクセスできます。

トレッキングコースから湖岸までも高低差があり降りるのに少々危険な場所があったり、禁漁区があることには充分注意が必要ですが、長い時間歩く必要があるポイントには、あまり釣り人も来ないため、平日は貸切状態であることも少なくありません。

 

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それでも、釣りをしていると、沖からはボートに乗った人々がやってくるわけですが、芦ノ湖のボート屋が始まるのはすっかり夜が明けてからのようなので、薄暗いうちからポイントに向かえば、確実にボートの人々よりは先にポイントに入ることができますから、あまり気にする必要はないでしょう。

こうして釣り人が少ないポイントで一日のんびり釣りをすることができ、魚も意外とヒレの綺麗なものが釣れたりするものですから、管理釣り場に行くよりは100倍マシです。

 

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水位が低ければ、どこまでも湖岸を歩いていけますし、飽きることもありません。

お弁当とコーヒーを淹れる道具でも持って、遠足気分で気張らずに釣りをするには最適な場所でしょう。
山道を歩くことが苦にならない人には、お薦めの釣り場です。