釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

釣りとギャンブルの共通性。

釣りはギャンブルではありませんが、ちょっと似たようなところがある気がしてなりません。
共にハマると危険であるこの二つのものの共通点について、今回は考えてみましょう。


釣りもギャンブルも基本的には運まかせ。

f:id:nyandaro:20190717115701j:plain

釣りもギャンブルも、良い結果が出るか出ないかは、運によるところが大きいものです。

どちらも熱心に行う人々は、研究したり論理的に考えたりして、成功する確率を上げようとしています。
しかし、結局は最後の部分では、自分ではどうしようもない力に左右されることが多く、運で決まってしまうものです。

例えば、競馬において、馬ではなく自分が走るのなら、その結果は自分次第でしょうが、選んだ馬が実際にどう走るかは、自分にはどうしようもなく、最終的にはその時の運で決まります。

魚釣りでも、いくら論理的に戦略的に考えて釣りをしたところで、その場所に本当に魚がいて、その魚が食いついてくれるかは、最終的には運でしかありません。

研究や論理的な思考で、多少は成功する確率は上がるかもしれませんが、結局は運で決まる点は、釣りもギャンブルも同じでしょう。

 

中毒性が高い。

f:id:nyandaro:20190717115809j:plain

釣りもギャンブルも中毒性が高いという点も、よく似ていると思います。

どちらも成功するかどうかは運によるところが大きいものなので、時に思いがけない大成功が訪れることがあります。

この思いがけない大成功というものが、人間にとって、とても危険なものです。
ここで「今回はたまたま運が良かったのだ」と謙虚に考えられる人間は、そう多くありません。
「おれは持ってる」とか「読みが当たった」とか、実際にはただ運が良かっただけかもしれないのに、自分の実力で勝ち取ったような気になってしまう人が沢山います。

こうなると、悪い意味で「自分を信じて」どんどんと、その道にのめり込んでいくことになります。

ギャンブルなら次から次へとお金をつぎ込み、釣りなら次から次へと釣り具を買ったり釣りに出かけることになります。

こうしたのめり込みを、自分で止めることができなくなれば、借金を重ねたり、破産したりすることになりかねません。

 

f:id:nyandaro:20190717120013j:plain

このように、釣りもギャンブルもよく似ていて、どちらも同じように危険なものです。
良い魚が釣れても、たまには「たまたまだな」と謙虚に思うことが、ギャンブルのように釣りにのめり込み過ぎるのを防ぐ方法かもしれませんね。