サケ科の魚には、アブラ鰭というものが、尾っぽの付け根の上にちょこんと付いています。
この種の魚を釣るのが好きな人達の中には、ピンと張ったアブラ鰭を見ると嬉しくなるという、ちょっと変態みたいな人も多いのではないでしょうか。

そんなわけで、魚が釣れた時には、ついついアブラ鰭を観察してしまったりするものですが、このよく見ないと分からないような小さな鰭も、魚がデカクなるとかなり存在感が出てきます。
大きな魚のアブラ鰭は、自分の親指くらいあったり、フライリールの直径と変わらないくらいあったり、もう「ちょこん」と付いているレベルではなくなってくるのです。
こんなアブラ鰭を見ると、ますます嬉しくなってきてしまうのが、我々釣り人というものです。

いつだって大きなアブラ鰭の大きな魚を釣って、喜びたいものですが、こういった魚は、そんなにしょっちゅう釣れるわけではありませんし、釣れるのは何年かに一度くらいのものでしょう。
今日も明日も、びっくりするくらい大きなアブラ鰭を持つ魚を求めて、我々の釣りという名の長い旅は続くのです。