釣り人なら誰でも、その魚種の自己記録みたいなものがあると思いますが、そういった魚って結構前に釣ったものだったりしませんか？
釣行を重ねて経験を積み、日々釣り方を研究をしたり、あれこれとタックルを変えたりしているのですから、どんどんと記録を更新し続けていても良いはずなのに、結局はその釣りにハマり始めた頃の何年も前に釣った魚が一番大きいなんてこともあると思います。
ハマり始めた頃は、それほど欲もなかったでしょうし、ビキナーズラックみたいな運もあったかもしれませんし、いい感じに気が抜けていたのかもしれませんね。
釣りというやつは、不思議と「釣りたい、釣りたい」とムキになるほど釣れなくなったりするものなので、あまり熱心にやり過ぎるのも良くないのかもしれません。
釣り方の改良や研究は、常にやり続けるべきだとは思いますが、「これで絶対に釣るんだ」みたいな過剰な気合いは、かえって釣果を遠ざけるような気がしてしまいます。
日々、釣りのことばかりを考えているにしても、「こんなこと考えたって、どうせ釣れないんでしょ」と思うくらいには脱力した方が良いのではないでしょうか。
それくらい油断していれば、ハマり始めた頃くらいに大きな魚があっさりと釣れてしまうこともあると思います。
