釣りにゃんだろう

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同じポイントでどれくらい粘るべきか。

川や湖で歩いて移動を繰り返すような釣りをする場合に、ちょっと問題になってくることとして、一つのポイントでどれだけ粘るべきか、ということがあります。

これは、釣り人それぞれに持論があり、それぞれの答えと釣り方があるものなのではないでしょうか。

「あの人いつまで移動しないんだ」と思えるほど、石のように動かない人もいますし、さっさと移動を繰り返し、とんでもない距離を移動していってしまう人もいます。


効率が良いのは?

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私個人の考えとしては、あまり粘らずに、さっさと移動した方が、魚はよく釣れるのではないかと思っています。
渓流だろうと湖だろうと、やる気のある釣れる魚が居れば、1投か2投で釣れてしまうものです。
ですから、移動を繰り返して、そういったやる気のある魚を探した方が、魚は釣りやすいはずです。

 

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しかし、ネチネチと手を替え品を替え粘っていると釣れる魚が居るというのも事実です。
また、粘っていれば、風が吹いたり、陽が傾いたり、水温が変わったりして、条件が好転して釣れることもあります。
ですから、一概に粘っていても無駄だとは言えないのです。

 

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そこで、私がとっている作戦はこうです。
基本的にはどんどん移動します。
ちょっとでも「違うな」と思ったら、1投しただけでも移動します。
ただし、そこに魚が居ることを知っていたり、気配を感じていたり、魚が見えていたりしている場合で、その魚が特別大きかったりして、どうしても釣りたい場合には、かなり粘ります。
時間を変えて何日も通ったり、様々な方法を試してみたりして、とことん粘ることにしています。

 

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このようにして釣りをしているのですが、自分がさっさと見切ったポイントで、他の人が粘っていて釣れていたなんてことも、いくらでもあります。
きっと、どれくらい粘るべきなのかということは、答えがないものなのでしょう。

ですから、他人の意見や定説などは気にせずに、自分の感覚を信じて、自分の好きなように釣るのが、一番良いのではないでしょうか。
その結果、もし後から他の人に釣られてしまったとしても、「あれは自分の釣りでは釣れなかった魚なのだから仕方がない」と思え、あまり後悔せずにすむのですから。