「外来種はいけないもので、在来種はよいものだ」というような単純な考え方をする人は、若い人の中にほど多くなってきているようです。
実際には、生き物の世界はそんなに単純な話ではないですよね。
本当に在来種を脅かしている外来種もいれば、環境の悪化によって在来種が居なくなった所に外来種が入り込み、なんとか生きているということもあります。
近頃話題になっているアメリカザリガニなんかは後者のようなパターンが多いはずですし、外来種でも生き物がいるだけで御の字みたいな場所で生きていることが多いでしょう。
そういったものまで駆除してしまえば、ただの生き物が何も居ない場所になるだけでしょうから、それが良いことなのかどうかは難しいところです。

魚だって、外来種のせいで在来種が減ったみたいなことが言われることがよくありますが、しっかりと科学的に調べてみれば、実際には環境が悪化して在来種が減っただけだったみたいなことは沢山あります。
このように、外来種の問題は単純な話ではないのに、ここ数十年の間、教育の現場では単純な○×ゲームのように、「外来種は×で、在来種は○です」みたいに子供たちに教えられることが多かったのではないでしょうか。
こうなっているのは、そう教えるように上から言われたからだとか、そもそも教える側がこの問題について理解していなかったからでしょう。
そして、そんな話を聞く子供の側も、小さな頃からスマホの画面だけを見て育つような、ろくに自分の頭で物事も考えられないような人間が増えていますから、聞いたそのままを信じて、「外来種はいけないんだって」と単純に考えるようになったのでしょう。

子供に何かを教える側も、教わる子供側も、シンプルに頭が悪い人間ばかりになっていますから、この問題に関わらず、何だか変な方向に行ってしまっていることは、世の中に沢山あると思います。
このままだと、こんな子供達が大人になる頃には、この国は大変なことになっているかもしれませんが、その頃には私はもう死ぬ頃だと思うので、どうなろうと知ったこっちゃないですね。
ただ、若者達は自分自身がそんな世の中でまだまた生活していかなければならないのですから、今のうちから世の中のあらゆることについて、もう少しちゃんと自分の頭を働かして考えておいた方が良いのではないでしょうかね。
まあ、グダグダでボロボロな国になり滅んでいく中で暮らすのも、 それはそれで面白いかもしれませんが。