釣り具屋さんに、「XBRAID」という見慣れない会社のラインが売られていて、「これは何なのだろうか?」と気になっていました。
そして、最近になって知ったのですが、これはよつあみの新ブランドだったのですね。
私は、初めて「XBRAID」のラインを見た時は、申し訳ないですが「ちょっと怪しいラインだな」と思ってしまいました。
「ラインシステム」みたいな安めの謎のラインメーカーなのかと思ってしまいましたし、「わざわざ買うものではなさそうだ」とさえ思ってしまいました。
これが、よつあみのラインだと知っていれば、こんなことは全く思わなかったはずですし、ブランド名をX-ブレイドに変更したことを知らない人にとっては、購買意欲を失くさせるだけの力がある名前だと思います。
おそらく、ブランディングの観点から、よつあみは新しい横文字のブランド名に変えてきたのでしょうが、その変更が広く知れ渡らない限りは逆効果であることもあるのではないでしょうか。
「横文字でカッコつけたつもりが、怪しく安っぽくなっただけ」なんてことにもなりかねません。
ちょっと古くさい名前でも、「よつあみ」という信頼感のある名前を捨てるのは、なかなかの冒険だと思います。
このままではいけないという状況だから、大胆な変革に売ってきたのでしょうが、この作戦が上手くいくのかどうかは難しいところなのではないでしょうか。
名前やメーカーで商品が選ばれることが多い釣り具の商売というやつは、本当にやっかいなもののようですね。