夢釣行というオーナーばりが提供の釣り番組がありますが、去年末に私は釣りを全くしたことがない友人と二人で、こたつに寝転びながらその放送を見ていました。
年末だからか一年の総集編だったので、「これは見たな」とか私が一人で勝手に言いながら見ていたのですが、コンゴ(二つあるうちのどちらだったか忘れました…)で怪魚を釣る回の場面になって私は、「今年はこれしか面白い回が無かったなぁ」と言いました。
泥々のアフリカの大河で、おんぼろの船の上でちょっとパニックになりながら、でっかい魚を釣る様子を見ていると、友人は「確かにこの回だけ、全然違うね」と言って面白そうに見ていました。
日頃から私は、アジとかヤマメとかの小さな魚を釣っている様子を、わざわざテレビで見ても面白くないと思っていますが、それは釣りをしたことがない人からしても同じなようです。
やはり、わざわざテレビ番組にするなら「なんじゃこりゃ」というようなインパクトが必要でしょうし、そういうものを見れば、釣りに興味を持つ人だって増えるのではないでしょうか。
釣り具メーカーは、釣りをする人が増えなければ困るのですから、いつでも同じようなショボい魚を釣る番組ばかり作っていてはいけないと思います。
ピチピチと手の平サイズの魚を釣っている様子を見て、釣りをやってみたいと思う人は滅多にいないでしょうし、海外の怪魚のようなインパクトのある釣りも定期的に取り上げていくべきなのではないでしょうか。