日本では、川でも湖でも、ダブルハンドやスイッチロッドと呼ばれる両手で投げるフライロッドが使われることが増えていますが、あれって使い方によっては、あまりカッコ良くないのではないかと、私は思ってしまいます。
こういったロッドは、元々はイギリスなんかで川でサーモンを釣るためのものだったでしょうし、それがアメリカに渡りスチールヘッドなどを釣るのにも利用されるようになったのでしょう。
そこで、もっとライトな物も生み出され、川でトラウトを釣るのに使われるようになったはずです。

このように、世界的に見れば大きな川で釣りをするためのものであり、日本のように湖でバシャバシャ使われることは滅多にないわけです。
アメリカでも、湖で岸から大きなカットスロートを釣るのに使われているところはあるようですが、これは余程特殊な例で、基本的に湖で使うものではないでしょう。
ですから、日本の湖で岸にずらりと並んだ人々が、両手でロッドを振ってている光景は、世界的に見ればかなり異様に見えるでしょうし、決してカッコ良いとは言えないと思います。

誰でも安全に簡単に遠くに投げやすいから、日本では湖でも使われるようになったのでしょうが、奇妙な光景ではあるわけで、それで魚が釣れても、喜びは減点になってしまうと思うのは、私だけでしょうか。
やはり、両手でロッドを振るのだったら、流れのある大きな川で、気持ちよく釣り下るべきではないかと、私は思ってしまいます。