皆さんが子供の頃は、鉛筆というとHBの物を使う機会が多かったのではないでしょうか。
昔は、だいたいの子供が、HBの鉛筆で字を書いていたものだと思います。
ところが、最近は2Bの鉛筆が使われることが増えていて、売り上げもHBよりもずっと多いそうです。
こう変わってきたのは、子供の筆圧の低下が原因だそうで、一日中スマホなんかを見て過ごしている現代の子供は手の力が弱いために、芯が固めのHBの鉛筆ではしっかりと字が書けないのだそうです。
芯が柔らかい2Bの鉛筆なら、それよりは濃く字が書けるため、今では主流となっているといことです。
昔の人と同じ鉛筆では字がまともに書けないとは、とんでもないことですよね。
そこまで力が無いとすれば、字を書く以外にも沢山難しくなってくることがあるはずです。
それこそ釣りなんて、すぐに釣り竿を落としてしまったりするのではないでしょうか。
HBの鉛筆で濃く書けないのなら、書けるようになるまで使って手に力をつければ良いだけの話だと思うのですが、そんな努力すらも否定される時代なのでしょうか。
もうここまでくると、人間は明確に退化してきているとしか思えません。
子供の視力なんかも、どんどん悪くなってきているようですし、そのうち違う種類の生き物に変わっていってしまうのかもしれませんね。
そんな退化を防ぐためにも、子供は外に出て遊び、釣り竿でも握って力をつけた方が良いと思うのですが、こんな考え方ももう古臭いものなのでしょうか。