釣りにゃんだろう

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さかなと森の観察館。

奥日光・中禅寺湖畔には、釣り人に少しだけ人気がある「さかなと森の観察園」という、魚が見られるちょっと変わった施設があります。

 

「さかなと森の観察館」の正式名称は、「国立研究開発法人 水産研究・教育機構 さかなと森の観察園」というらしく、お役所の水産の研究をしている機関が教育目的で魚を展示している施設のようです。

このような施設のため、水族館のように派手に来場者を楽しませるようなものではないものの、釣り人など魚に興味がある人には、それなりに楽しめる場所となっています。

 

まずなんと言っても、入場料がバカ安いです。
大人はたったの300円なのです。
2,000円以上払って中禅寺湖で釣りをしても魚の姿を見られないこともあるのに、ここなら300円で見放題です。
しかも、魚にあげることができるエサのペレット付きです。

場内では、水槽や池に飼われている魚が展示されていて、他にも水産の情報が展示されている建物があります。

 

ここで見られるのは、日本に生息しているサケ科の魚達であり、釣り人なら「全部釣ったことあるもんね」などと思いながら、優雅に観察できるわけです。

水槽で展示されている魚は、狭い所に居るからかちょっとボロボロの魚が多いですが、池の方の魚は釣り人目線で見てもなかなか「良い魚」が居ますから、見いても楽しめるのではないでしょうか。

そして、この池に入場時にもらったペレットを撒くと、ボッコンボッコンと物凄い勢いで魚が群れてくる状態を体験することがあります。

そして、「釣りの時もこれくらいの勢いできてくれたらなぁ」とちょっと虚しい気持ちになりつつ、「今度は釣りでこれくらいの良い魚を釣るんだ」と誓いつつ後にすることになるのです。

 

このように「さかなと森の観察館」は、格安で釣り人が楽しめるなかなか面白い施設です。
ちょっとした時間があれば見て回れる小さな施設ですし、釣りの調子がイマイチな日中などに訪れてみてはいかがでしょうか。