どうやって計算したのかは分かりませんが、日本でフライロッドを持っている人というのは10万人くらいなのだそうです。
「ロッドを持っている人」とのことですから、現役でやっている人は、もう少し少ないのかもしれません。
下手をしたら、数万人ということなのでしょう。

そう考えてみると、随分とマイナーな趣味なのですね。
日産スタジアムという、ワールドカップの決勝をやった会場がありますが、そこの客席が7万2000席くらいです。
ピッチにまで客を入れたライブなんかをすれば、日本のフライ人口と同じくらいは入ってしまうのではないでしょうか。
フライをやっている人は、ライブ一回分くらいの人数しかいないというわけです。
それにしては、釣り場に行くと、結構フライフィッシングをしている人がいるから不思議です。
日本の人口からしたら、超レアキャラであるはずの人を、多い日には10人近くも見かけたりするのですから凄い遭遇率です。

こうなっているのは、フライフィッシングをやっている人が、有名な場所に集中する傾向があるからだと思います。
日本全体から見れば、わずかな人数しか居ない人達でも、同じ場所にばかり釣りにくれば、それは沢山居るように見えるというものです。
まあ、それだけよく魚が釣れる場所が少ないということなのかもしれませんが、ちょっと自力で良い場所を探す能力がない人が多過ぎる気もしますね。

自力でポイントを探す能力がないから、仲間やお店に聞いた有名な場所に行く人ばかりで、過密になって釣りをしているのではないでしょうか。
きっと、魚をよく釣るような人は、こういった群れで動く人達を尻目に、自分だけの場所で良い思いをしているのだと思います。
そういった人は、簡単にお友達にはなってくれないでしょうし、自分でポイントを探す能力がない人は、これからも人だらけの釣り場で、ほどほどの釣りをして、年老いて死んでいくということになるのでしょう。