以前、釣りに偏光グラスは必要なのか、というようなことを書いたがあります。
結論的には、「必要な釣りと、そうでない釣りがある」というようなところでしたが、あれからちょっと面白いことに気づいたので、少し補足したいと思います。
村田基は、ほとんど偏光グラスをかけていない。
最近、ふと思ったのですが、テレビなどでよく見かける、村田基氏はサングラスを掛けていないことが、ほとんどではないでしょうか。
テレビに出てくる釣り人というと、サングラスを掛けていて不審者感やオラオラ感を放っていることが多いですが、村田基氏はサングラスを掛けていないことが多いです。
管理釣り場の釣りなどでは、偏光グラスを掛けた方が有利なような気もしますが、村田氏は掛けていません。
しかし、問題なく魚は釣れています。
このことは、やはりちゃんと魚の釣れる人なら、高性能な偏光グラスなどなくても問題なく魚は釣れるということを表しているのではないでしょうか。
何万円もする偏光グラスを掛けていても、基本的な技術がなっていなければ、魚は釣れないでしょうし、偏光グラスを掛けていなくたって、村田氏のように釣りの上手な人なら、魚は問題なく釣れまくるのでしょう。
それから、「村田基がサングラスをかけていない」という事実からは、サングラスを掛けないことにより、テレビに出る人間として、顔を覚えられたり、イメージアップに繋がっているのではないか、ということも考えられます。
村田氏というと、芸人のモノマネのネタになったり、スカパーのCMのネタになったりと、釣り人としては、かなり一般人への認知度が高い人物ではないでしょうか。
その要因は、キャラクターや話術によるところが大きいでしょうが、サングラスを掛けていないことも要因の1つだと思います。
サングラスを掛けていないため、顔がハッキリと見え覚えられやすい。
また、サングラスをかけた釣り人が持たれがちな「悪人感」を一般視聴者に与えずに済んでいる。
サングラスを掛けないことで、このような効果を生んでいると私は思います。
そんなわけで、偏光グラスを掛けなくたって魚は釣れるし、一般人からは悪いイメージを持たれにくくなることもあるかもしれないということを、村田基氏は気づかせてくれた気がするのですが、みなさんはどう思いますか。