釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

ここが変だよ日本のフライフィッシング

日本のフレッシュウォーターは、この4本があればOK?!

ふと開いたフライキャスティングの教則本に、要約するとこのようなことが書いてありました。 「渓流用に3番、管理釣り場や比較的規模のある河川用に5番、湖用に6番、おまけに小渓流用に6フィート台のショートロッド、この4本があれば日本のフレッシュウ…

湖で魚が釣れるのは、岸から15メートル以内が多いという事実。

だだっ広い湖でトラウトの仲間を釣るとなると、なんだか遠くに投げなくては釣れないような気がしてきてしまいます。しかし、少し釣りをしてみれば気づくことですが、圧倒的に岸から15メートル以内で魚が釣れることが多いです。 著しく水温が高い時期であると…

釣った魚の口にフライが付いていたこと。

私は、自分が釣った魚の口に他人のフライが付いていたという体験を何度がしたことがあります。それから、私は経験したことはありませんが、釣った魚の口に他人のルアーが付いていたということも結構あるらしいです。 このような事例から考えてみますと、魚は…

フライをやる人の中には、わざわざヤードで距離を言う人がいる謎。

ヤードという長さの単位があります。これは、ポンド・ヤード法というものに基づいたもので、イギリスで生まれたものはずですが、現在でも使用しているのは、アメリカとミャンマーとリベリアのみだそうです。 それでも、イギリスで生まれたり、アメリカでも盛…

ストマックポンプは必要か?

私には、たった一人だけ釣りをする知人がいるのですが、彼は「こんなことやっているヤツがいるよ」というように、ネタ的に釣りの動画を紹介してくれることがあります。 その時はフライフィッシングの動画だったのですが、その釣り人達は魚を釣る度にストマッ…

フライフィッシングは、ロッドよりラインの方が高いという謎の釣り。

たまにフライフィッシングをしていて思うのですが、私が使っている道具では、ロッドやリールよりもラインの方が高いということが結構あります。 私が使うロッドやリールは、ほとんどが中古品か安物ばかりですから、それぞれ4000円もかかっていないことがほと…

インジケーターを使ったら格好が悪いのか。

日本のフライフィッシングの世界には、「インジケーターを使うと格好悪い」というような考え方が、一部の人達の中に蔓延っているような気配があります。 私は、考えてみればみるほど、これはおかしなことだと思います。 インジケーター否定派の人々は、「イ…

フライキャスティングを教えてお金をとるなんておかしい。

たまにショップや個人などが、キャスティングスクールやキャスティングクリニックなどと謳いフライキャスティングを有料で教えていることがあります。 これは、ちょっとどう考えてもおかしい話ですし、あまり良い商売とは言えないのではないでしょうか。 フ…

スノーピークのフライフィッシングエントリーパック。

キャンプ用品で大人気のスノーピークという会社と、釣り人にはお馴染みのティムコが、いつの間にか業務提携していたようで、スノーピーク名義の釣り具が発売されていました。 フライフィッシング入門用のセットで、ロッドやリールからラインや小物など、とり…

フライとタンパク質。

この間テレビを見ていたら、薄毛対策の薬のような物の通販のCMが流れていました。 そのCMの内容がめちゃくちゃ強引な理論で、「卵の中で何週間かでフサフサになるヒヨコの羽毛はタンパク質でできているから、同じタンパク質が沢山含まれているこの商品は効く…

河口湖のフライ専用区とニジマスの放流。フライに勢いのあった時代。

最近ふと思い出したのですが、90年代頃の山梨県の河口湖では、冬にニジマスを放流しまくっていて、よくテレビや雑誌なんかでも取り上げられていた気がします。 あれって、近頃全く話を聞きませんから、もうやってないのでしょうかね。漁協の漁業権の魚種には…

バスをフライで釣ること。

日本で一番盛んに行われているフライフィッシングは、ヤマメやイワナなどの渓流釣りでしょうか。それから、管理釣り場での釣りをメインに行っている人も、今の時代は多いかもしれません。 これらの釣りは、どちらもちょっとストレスがたまりがちかもしれませ…

2,000円以下の安いフライライン と有名メーカーの物の差。

フライラインというものは、昔からあるような有名メーカーのものですと、なかなかのお値段がします。 種類や長さによって差はありますが、概ね5,000円~10,000円といったところが相場なのではないでしょうか。 昔からやっていた人達にとっては、これくらいの…

若者の間ではテンカラ釣りがブーム?

近頃、私は渓流にフライフィッシングに行くことがあります。 ちょっと前までは、「みみっちい釣りだな」と少しバカにしていたようなところがあったのですが、自分なりに工夫しながら複雑な川の流れと対峙するのは、やってみると思いのほか面白く、時がたつの…

フライフィッシングのティペットぼったくり説。

私は、たまにフライフィッシングをしますが、ティペットという物を買ったことが一度しかありません。それは小学5年生の時に、フライフィッシングを初めてしてみた時に、「本に書いてあるから必要なんだろう」と思い、上州屋でバリバスか何かのを買ったという…

フライケースは、なぜ高いのか?

フライボックスなどと呼ばれるフライを入れるケースというものは、異常に値段が高いものです。似たような構造のものが100円ショップにいくらでも売っているのに、その何十倍もすることが少なくありません。 「防水の機能があるものもあるから」と思われるか…

日本でダブルハンド(ツーハンド)やスイッチロッドが近年流行っている理由。

私には、以前から不思議に思っていることがありました。湖などでバックスペースがそれほどないわけでもなく、特別風が強いわけでもないような状況の釣り場でも、ダブルハンドロッドやスイッチロッドで水面を使ったキャストをしているフライフィッシャーが沢…

ケンクラフトのフライ用品。

ちょっと中古釣り具屋やオークションサイトを覗いてみると、ケンクラフト(Ken Craft) のフライフィッシング用品が結構転がっているものです。 ケンクラフトとは、上州屋が発売していたプライベートブランドのような物で、そういった物が未だに大量に転がって…

お薦め釣り動画『Jazz And Flyfishing』

私は、YouTubeなどの釣り動画が大嫌いです。特に日本人製作の動画というものは、やたら物の紹介をしたり、騒がしく品がなかったり、わざわざ公開するほどのクオリティーでなかったりして、とにかくくだらないものが多過ぎて見る価値を見出だせないからです。…

極限のフライロッド?! マックスキャッチ エクストリーム(MAXIMUMCATCH Maxcatch Extreme)

フライロッドというと、高価であるというイメージを持たれている方も多いかと思われます。特にこの国では、近年フライフィッシングの愛好者が減り、市場が小さいものですから、高い物を少なく売ることでしか利益を上げにくいらしく、高級化の傾向が強まって…

フライキャスティングの教本に見る、釣り人の低レベル化。

ここに2冊のフライキャスティングの教本があります。一冊は2006年、もう一冊は1994年に出版されたものです。 どちらも古本屋で200円~300円程度で買ってきたものですが、私の釣りに役立ったのは、圧倒的に古いものの方です。それは、本の内容がかなり違うか…

フライフィッシングは、他の釣りと比べてお金が掛かるのか?

たまにルアー釣りをしている人などが、「フライはお金がかかりそうだからなぁ」と言い、フライフィッシングを始めることを躊躇しているのを見かけることがあります。 そのような人が、本気で始める気があるのかという話は置いておき、フライフィッシングは本…

ラージアーバーのフライリールはカッコ悪くないのか。

近頃はフライリールというと、ラージアーバーのものが主流になってきています。クラシックなタイプのフライリールと比べると、出番のないほどの大量のバッキングラインは必要なく、ラインに巻き癖がつきにくく、釣りの効率という点から考えたら、当然のこと…

ここが変だよ日本のフライフィッシング 虫の名前をカタカナ(英語)で言う。

日本のフライフィッシングにおいて、なんだかおかしいし不便だよな、と昔から思っていることがあります。それは昆虫の名前や形態を、わざわざカタカナ(英語)で呼ぶことです。 カディス、ストーンフライ、メイフライ… フライフィッシングで使うフライは水棲昆…

数釣りの是非。

先日、ヤフオク!を眺めていたら、このような出品がありました。 実際に道具を使っていた人の代理出品だそうですが、世の中にはこういった数釣りが趣味の人がまだまだ居るのだなぁ、と思わされました。そんな数釣りという趣味について、今回はちょっと考えて…

フライリールの値段が異常に高いのはおかしい。

フライフィッシング用品は、「ちょっとぼったくりじゃないのかな」と思えるような物が多いのが特徴ですが、そんな中でもトップレベルに異常なものがリールだと思います。 こんな単純な構造で、材料も少ないものが、この値段!? 大半のフライリールというも…

日本のフライフィッシングの人気の無さは、ブラッド・ピットと腹の出たおっさんの違いが原因である。

先日テレビをつけたら、映画「リバーランズ スルー イット」が流れていました。この90年代のアメリカ映画は、「マクリーンの川」という小説を元に作られた、フライフィッシングをする兄弟の人生を追った物語です。 この映画の「作られた」フライフィッシング…

ゾンカーはエサ並みに釣れて、腐らないミミズのようなものである。

ゾンカーというフライがあります。ウサギなどの毛付きの皮をフックにつけて、適当なものでボディをつくったりウェイトを巻けば完成という、超お手軽なものです。 お手軽なものですが、このフライはフィッシュイーターに対しては、もの凄い威力を発揮して、エ…

ランニングラインの定番 バリバス バーマックス磯。

フライフィッシングでシューティングヘッドを使った釣りをする時には、そのラインに接続するランニングライン(シューティングライン)が必要になるものです。 このラインには、素材や太さの違う様々なものがあり、それぞれが一長一短で、何を使用するかは好…

ダブルハンドロッドの値段が高いのはおかしい。

フライフィッシングをする人なら、誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?「ダブルハンドロッド(ツーハンドロッド)の値段は、どうしてあんなに高いのか?」今回は、この問題について考えてみましょう。 ダブルハンドロッドはなぜ高いのか? …