釣りにゃんだろう

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『北海道トラウトフィッシングツアー 2018』⑮ 番外編 タックルの選定について。

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イトウ・アメマス・オショロコマ・ヤマメ・ニジマスカラフトマス・シロサケを、一気に釣るというこのプラン。
様々な魚を釣るので、どのようなタックルを準備していけば良いのか悩んでしまいそうなものです。

今回は、そんなタックルの選定について、あれこれと考えてみたいと思います。

 

私が使ったタックル。

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まずは参考までに、私が使ったタックルを、ずらっとあげてみたいと思います。

『ルアーロッド』

・イトウ・アメマス用―8フィート キャスティングウェイト上限が28グラムのロッド
ライン14ポンドナイロン

カラフトマス・サケ用―8フィート
キャスティングウェイト上限が40グラムのロッド
ラインは20ポンドナイロン

ニジマス用―6フィート6インチ
キャスティングウェイト上限が15グラムのロッド
ラインは12ポンドナイロン

・オショロコマ・ヤマメ用―5フィート
キャスティングウェイト上限が7グラムのロッド。
ラインは5ポンドナイロン

アクションだとメーカーやロッドによって、実際のパワーはまちまちなので、キャスティングウェイトで書いてみました。

『フライロッド』

・イトウ用―9フィート7番シングルハンド

ニジマス用―8フィート6インチ6番シングルハンド

カラフトマス・サケ用―15フィート8番ダブルハンド

私は、フライフィッシングは、フライの方が釣れる状況の時だけやるという卑しい人間なので、こちらはあまり参考にしないでください。

日頃、「魚ごとに専用のロッドがあるなんておかしい!釣り具メーカーの陰謀だ」と考えている私でも、こんなに色々なタックルを使ってしまいました。

これは、色々な釣りを楽しみたかったから、それなりに対象魚に合わせたタックルを使っただけであり、「とにかく魚を釣る」という観点で考えれば、こんなにたくさんのタックルは、全く必要ないはずです。

 

最低限必要なタックル。

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それでは、最低限必要なタックルを考えてみたいと思います。

「イトウ・アメマス・オショロコマ・ヤマメ・ニジマスカラフトマス・サケを、とにかく釣る」場合には、これらの魚は、二つのグループに分けられると思います。

サケかそれ意外です。

サケだけは、パワーがないタックルだと、寄せられない可能性があります。
それ以外の魚は、1つのロッドでも充分釣れるはずです。

このような考え方からすれば、ロッドは2本あれば大丈夫だということになります。
また、ラインは換えスプールなどを用意すれば、1つのリールで足りるでしょう。めんどくさかったら、太いラインで通しても、問題なく魚は釣れるはずです。
とにかく、ロッド2本とリールが1つあれば良いことになります。

サケ以外の魚を釣るロッドとしては

ルアーロッドなら、7フィート前後、キャスティングウェイトの上限が20グラムくらいのもの。

フライロッドなら、7番くらいのもの。

当然、これでオショロコマを釣ると、竿が曲がりもしないし、面白くもないでしょう。しかし、とりあえず釣ることはできます。
イトウも大きさのわりには、引きはたいしたことないので、これで釣れるでしょう。
しかし、大型のものが居る時や大場所では、次のサケ用のものを使用すれば良いでしょう。

サケ用のロッドとしては

ルアーロッドなら、8フィート前後、キャスティングウェイトの上限が40グラム程度のもの。

フライロッドなら、シングルハンドの9番以上のパワーのシングル、スイッチ、ダブルハンドのもの。


このように考えることができると思います。

 

こんな話はどうでもいい事なんじゃないか。

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これは、あくまで例であって、多少長さやパワーが違っても全く問題ありませんし、人それぞれの好みの問題もあるので、好きなもので好きなように釣ればいいことには、間違いありません。
例えば、パワーのあるバスロッドならば、一本で全部釣れるかもしれません。


どうも何かに参考タックルが書いてあると、その通りに準備しないと気がすまないような人(メーカーの良いカモ)が、世の中には沢山いらっしゃるようですが、釣りなんてものは、自分で考えて、自分の好きなように釣れば良いのです。

混んでいる釣り場で、他人に迷惑をかけるという場合でもない限り、何を使おうがその人の勝手であり、誰もその人を馬鹿にしたりする権利はないのではないでしょうか。

というわけで、今回の結論としては、「タックルは何でも良い。好きなものを使おう」ということにして終わりたいと思います。