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猿払川のイトウ釣りのポイント

近頃は釣りのポイントを公表すると、角が立つことも多いですが、そんなことが問題にならないほど、古くから広く知れ渡っているのが、猿払川のイトウ釣りでしょう。

 

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何十年もの間、日本中から訪れる釣り人にイトウは攻められ続けていますが、今でも川岸からその姿を見られるほど、それなりの数が生息しています。
それもそのはずで、イトウの産卵床の調査の結果では、他の水系とはかなりの大差をつけて、ダントツでトップに上がっています。

 

しかし、一度でも訪れたことがある方なら、お分かりいただけると思いますが、この川は、かなり開発の進んだ生き物には厳しい環境です。
山や河畔林は切り開かれ、川の直線下も行われ、川と国道が幾度も交差する、北海道にはありふれた「人により弄られ尽くした川」に見えます。

それでも、これだけのイトウをこの川が抱えているのは、保護・保全活動の効果や元からこの川の持つ底力のおかげなのでしょうか。

いずれにしても、他所より沢山いるからと言っても、好き勝手に釣りまくるべきではない環境でしょう。

地元の団体が推奨している通り、産卵期の4~5月には上流部や支流で釣りをしないことは、最低限守るべきです。
シングルフックの使用、魚を岸に上げてバタバタさせないなど、魚へのダメージを少なくする気遣いも必要です。
残念ながら、こういったことがあまり守られていないようですが、一人でもやらないよりはやった方がマシというものではないでしょうか。

 

釣り方、釣った後の魚の扱いなど、あらゆるタイプの人々が集まる場所で、無法地帯と化している川です。心ある釣り人にとっては、釣りをしていてあまり気持ちの良い場所ではないのが、この川の実情です。

川の魚か湖の魚かなどにこだわりがなく、ただイトウを釣ってみたいだけなら、朱鞠内湖にでも行った方が、ずっと簡単に釣れますし、ずっと人も少なく景色も良いので、気分良く釣りができるのではないでしょうか。

朱鞠内湖のイトウのポイント - 釣りにゃんだろう

また、一発大物を狙いたいなら、天塩川に通った方が確率は高いでしょう。

天塩川のイトウ釣りのポイント - 釣りにゃんだろう

このように、日本で一番有名なイトウのポイントではありますが、釣り場の魅力はやや乏しい場所です。

 

 

イトウのポイントとシーズン

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最も下流にかかる橋、国道の新富士見橋から猿払川を眺めると、シーズンにはだいたい釣りをしている人の姿が見えます。この辺りが一番実績のあるポイントです。

春は5月~6月、秋は10月くらいがトップシーズンでしょうか。
この時期には、春は川から海に向かうイトウ、秋は海から川に入ってくるイトウの通り道であり、大型が狙えます。

橋の上流も下流もポイントですので、人の溜まり具合、頻繁に起きるイトウのボイルなどを参考に魚を探してみましょう。

また河口から海岸部の海でも、かなりの数のイトウが釣れていますので(特に大型)、日頃からシーバス釣りなどをしていて海の釣りが得意な人は、そちらをやってみてもよいかもしれません。

まあ、魚がとても傷つきやすい釣りなので、あまりお勧めはできませんが…

どうして海でイトウを釣ってはいけないのか。 - 釣りにゃんだろう

 

橋の辺りでは川の流芯部がメインポイントであり、ロングキャストできるタックルが有利です。
また、強風に襲われることも多いので、風に強いタックルや防寒着を準備しておきましょう。

上流部に歩みを進めると、やや川は狭くなってきます。そこからは、とにかく岸沿いがポイントとなります。
イトウは、岸にぴったり寄り添い泳いでいて、ベイトフィッシュを岸の壁に追い込み捕食している様子が頻繁に見られます。ただし、なかなか釣れません。
ピンポイントでその場所を狙ったり、岸沿いを引っ張ってくるなど、キャスト精度と粘りが求められる地道な釣りとなります。

 

人も多いですが魚も多い川ですので、時期を外さず基本に忠実に普通に釣りをすれば、誰にでもチャンスがある川だと思います。


イトウは、決して幻ではありません。いつでも、あなたのその胸に抱ける魚です。
今居る魚と環境を、これからも守り続けることができればの話ですが。

どうもそれは難しいのではないかと、この川や近くの海岸で釣りをしている人達を見ていると思ってしまうことがよくあります。

 

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