釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

富士工業製ではない、謎のガイド。

f:id:nyandaro:20180518141446j:plain

現在、釣り竿のガイドと言ったら、sic製のものが主流でしょうか。
少し前までは高級品というイメージでしたが、富士工業の特許が切れた?ためか、今では海外製の安いガイドにもsicが使われていたりもします。

しかし、以前は海外メーカーの安めのロッドには、日本人の目から見るとわけの分からないガイドが、よく使われていることがありました。
今回は、その一例を紹介しつつ、ガイドの性能に細かく拘ることが、いかにバカらしいことなのか、考えてみたいと思います。

 

細くて薄っぺらい、よく分からないガイド。f:id:nyandaro:20180518141103j:plain

これは、カナダで売られていたフェンウィックのロッドのガイドです。

日本のロッドに馴れた人なら、「これはアカンやろ」と言い出しそうな、貧相な見た目のガイドですが、安物とは言え有名メーカーのロッドにも、少し前までは、このようなガイドが採用されていたのです。

私は、このガイドの正式名称や材質は知らないのですが、このような形のものは、海外メーカーの少し前のロッドではよく見かけました。

このガイドは、内側に銀色のコーティングみたいなものがしてありますが、これがないか、もしくは目立たない色になっているようなものも多いです。

 

わけの分からないガイドでは駄目なのか。

f:id:nyandaro:20180518141349j:plain

このタイプのわけの分からないガイドの付いたロッドを、結構タフな状況で使ったことがあります。

ちょっとした理由で、他人から借りたロッドで、タイメンを釣る機会があったのですが、そのロッドにはこのタイプのガイドが付いていました。

「うーむ」
と、あまりに貧相な雰囲気に、私も始めは唸ったものです。しかし、他に選択肢はなかったので、若干の不安を覚えつつも、そのまま使ってみることにしました。

太めのPEラインを直結にして、1週間ほど毎日1メートル前後の魚を釣り、ガンガン使ってみましたが、ラインが過剰に傷んだり、ガイドに溝ができるといった不具合は、特に生じませんでした。

釣りを終える頃には、「こんなものでも問題ないんだ」と自信に満ち溢れて、釣りをするようになっていました。

 

このように、高級なガイドでないと、魚は釣れないわけではなく、不具合が生じるわけでもないのかもしれません。

もちろん、極細のラインを使うなど、ガイドに高い性能が求められることもあるでしょうが、だいたいの釣りの場面では、そこまで拘る必要がない気もしてきます。


もしかしたら、私達は、メーカーに高いものを買わされるために、騙され洗脳されコントロールされているだけなのかもしれません。

とは言っても、前述のライトラインを使った釣りの例のように、全ての釣りにおいて、高級なガイドが不要であるわけではないでしょう。

例えば、フライロッドには、本当はスネークガイドよりも、ルアーロッドのようなガイドを使った方が、性能が良くなるのはバカでも分かる事実でしょう。

 

大切なのは、口コミなど他人から聞いたことを盲目に信じるのではなく、自分が実際に経験し、自分の頭で考えて、何が良くて何が必要なのか、考えることなのではないでしょうか。
物の価値や評価は他人が決めることではなく、自分自信で決めることなのです。

こういった判断を行う能力は、釣りをする人々だけではなく、我々日本人は全体的に乏しくなってきている気がしてなりません。