釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

いつから日本のフライフィッシングは、知能の低い人の趣味になったのか。

f:id:nyandaro:20180605111557j:plain

フライフィッシングをする人というと、みなさんはどのようなイメージをお持ちだろうか?

道具が高価で、要求される技術も高いので、聡明な人の趣味というイメージがあるのではないだろうか。

しかし、どうも最近はそうではなくなってきているようである。
これは、人気のある道具の移り変わりを見てみると、なんとなく分かってくることだ。

 

 

Ken Sawadaというフライショップ・メーカーがある。ロッドやリールやフライ用品を出していて、ひと昔前に人気が高かったものだ。

このメーカーの出していた書物やホームページを見てみると、少し気取っているところもあるが、気品や知性が伝わってくる。
ユーザーの報告なども、しっかりとした文章で書かれていて、立派な大人に愛されていた道具のようだ。

どんな世界にも、流行り廃りがあるのだろう。最近はロッドの製造は止めてしまったようだが、今でも愛用し続けている人はいるので、値段も高いが品質も高い商品だったのだろう。

フライフィッシング特有の、ちょっとお高くとまっているような所はあるものの、このメーカーの道具の流行った時代には、フライフィッシングは、分別のある大人の趣味であったのではないだろうか。

 

 


時代が変わって、現在ロッドやフライ用品を出していて、人気を得ているメーカーがある。
K―なんたらなどという名前の所だ。元々はKenSawadaの雑誌等に寄稿していた人がやっているようだが、その性格は全く違うものだ。


このメーカーのホームページやブログなどを見て、私は愕然とした。
中学受験なら採点される前に落とされるような、ひどい文章なのだ。

いかに商品が優れているか、理屈のようなことを説明していても、理屈になっていないことも多い。
また、他のフライショップのロッドを、破綻した理論で攻撃していたり、品位の欠片もない。
動画などでも、商品のアピールばかりで、かなり幼稚な印象を受ける。

当然、こういったものからは、気品や知性は伝わってこない。伝わってくるのは、異常な商売臭さと、胡散臭さだけである。
端的に言ってしまえば、「バカなんじゃないか」という印象である。
ちょっと分別のある大人なら、こういった胡散臭いものには、商品の品質以前の問題で飛びつかないはずである。

 

しかしである。このようなものでも結構人気があって、買っている人がいるようなのである。
小学生並の口車に乗せられて、高いお金を払っている人が、結構いるようなのである。

ちょっと信じられないことであるが、小学生並の口車に乗せられるということは、その人達も小学生並なのだろう。メーカーのバカっぽさを度外視するほどの、高品質なものである可能性もなくはないが。

とにかく、このような状況を見る限りでは、フライフィッシングは、分別のある大人の趣味では、もうなくなってしまったのかもしれない。

 

 


これは見方を変えれば、フライフィッシングが、一部の聡明な人の趣味から、大衆的な趣味になったとも言えるのかもしれない。

フライフィッシングをしている人は、ちょっと変わった格好をして、高価なタックルを持っているものの、その中身は他の釣りと同じような、タダのおっさんである。
タダのおっさんの中には、当然一定数はバカなおっさんがいるので、そういった人達は、胡散臭い商売にひっかかっているのだ。


だから、フライフィッシングをしている人を見ても、「なんかカッコいいな」とか「ちょっと格式高そう」とか思う時代は、もう終わったのかもしれない。

他のジャンルの釣り人と同じ、普通のおっさんなのかもしれないのだから。