釣りにゃんだろう

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「fimoがつぶれそうらしい」

「fimoがヤバイらしい」「fimoがなくなりそうらしい」などという話題が、よく耳に入ってくるが、そもそもfimoというものが一体何なのかを、私は知りません。
今回は、fimoが何なのかを調べてみるのと同時に、今後の日本の釣り業界の希望的観測をしてみようと思います。

 

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fimoというのは、釣り人向けのソーシャルネットワークサービスらしいです。
ブログなどの交流サイトを展開していて、広告収入などを得ているのでしょうか。この運営会社を始めたのは、村岡昌憲というプロアングラー(なんて陳腐な響きの肩書き!)とのこと。

私は、この人の名前も、この人が契約しているという会社やfimoに広告が表示された会社の大半も、聞いたことがありませんでした。
釣りをそれなりにする私でも、知らないレベルの、小さな事業の集まりのようですから、少し歯車が狂えば、潰れそうだと噂が流れるのも納得です。

ここに広告を出しているルアー会社などは、プラスチック製の大量生産の安物を、数千円という少し異常とも言える高値で売っているメーカーが大半なのではないでしょうか。
この値段は、物価の変動を考慮したとしても、20年ほど前からすると、異常に高いです。
それだけ、買う人が減っていて、高い値段で売らなければ商売が成り立たなくなっている、ということなのではないでしょうか。

 

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日本の釣り人口は、この20年で3分の1に減ったという調査結果があります。
このような釣り具の値段の上昇具合と照らし合わしてみると、この数字は信憑性が高いようです。
確実に、釣り業界は縮小傾向にあるし、もう末期状態かもしれません。

この傾向は、私個人にとっては、とてもとても喜ばしいことです。
私は、ゆったりとのんびりと、自分の釣りを楽しみたいので、もっともっと日本の釣り人口は減って欲しいですし、どんどん釣り業界には縮小していって欲しいからです。

私は、ロッドやリールは、大事に使えば、一生困らないほど、すでに持っています。
ルアーなども、ちょっとため過ぎてしまったし、そもそも新品で買うことは、この10年でほとんどありませんでした。
ラインやフックは新品が必要ですが、世界的なメーカーが多いので、いくら日本の釣り業界が萎んでも潰れないのではないでしょうか。顧客の減少に伴う多少の値上げは、我慢しましょう。

 

というわけで、私が釣りをするだけなら、大半の釣り具メーカーは、潰れてもらって困らないのです。
必要以上に商売くさく釣り人を煽り物を買わせ、「キャップを被ってサングラスをかけて、魚を抱えてギャハハハ」みたいな、下品な釣り広めるメーカーには消えて欲しいくらいです。

ですから、私はこれからも、自分が賛同できないようなメーカーのものは、出来る限り買わないようにして、釣りを楽しみたいと思います。
まあ、私一人がそうしたくらいでは、何の影響もないとは思いますが。

この調子で、釣り人口は減って、釣り業界が縮小に向かうのを、祈るばかりです。

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