釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

エッセイ

道南でアオリイカ釣り。

テレビを見ていたら、北海道の南部でアオリイカを釣っていました。エギングというものは、結構人気のあるものらしいですが、北海道でやる人はまだあまりいないので釣り放題のようでした。 どうして北海道でやる人があまりいないかというと、アオリイカが釣れ…

格好いいと思う魚は、人それぞれ。

テレビで磯釣りをしている人が大きなメジナを釣り上げて、「カッコいい魚!」と言って喜んでいました。 それを見て、私は「グレはカッコ良くはないだろう…」と思ってしまいました。私は、カッコいい魚というものは、もうちょっと顔が尖っているような魚のこ…

魚のハンドリング警察。

海外の釣り動画のコメント欄を見てみると、ちょっと魚を素手で触ったり、一瞬水から出しただけでも、「魚を触るな」とか「水から出すな」とか「この魚は死んだ」といったコメントがあることが多いです。 日本の釣り場でよく見られるような、魚を砂利まみれに…

釣りをしていて車の音がしてくると気分が萎える。

私は、釣りをしている時に、道路を車が走っている音が聞こえてくるような釣り場は、あまり好きではありません。 せっかく釣りに来ているのに、「ブーン」とエンジン音が聞こえてきたりしたら雰囲気が台無しです。全く自然の中に来た気持ちがしませんし、落ち…

70センチが40匹釣れても満足できないのがイトウ釣り。

イトウという魚は、大きくなる点が非常に魅力的ですから、イトウ釣りをする人達は常に大物を釣ることを夢見ているものです。 始めてイトウを釣った人なら、60センチや70センチの魚でも、とてつもなく嬉しいものですが、ある程度釣ったことがある人は、その程…

開店閉店.comに見る釣り具店の傾向。

「開店閉店.com」というお店の新規オープンや閉店の情報がまとめられているサイトがあるのですが、ここで釣り具屋さんの情報も見ることができます。 やはり、全体的には新規オープンよりも、圧倒的に閉店情報の方が多いですね。これだけネットで何でも安く買…

釣りエサとしてのマグロ。

放流されたニジマスが釣れる川で、エサ釣りをしている人と話したところ、エサはなんとマグロを使っているそうです。釣りをする前に、スーパーで買ってくるのだと言うのです。 ニジマスを釣るために、マグロを買わなくてはならないとは、なんだか贅沢な気がし…

かなり酷そうなスピニングリール。

テレビの釣り番組を見ていたら、フィッシングマックスというお店のロッドとリールのセットを使ってサビキ釣りをしていたのですが、そのリールがなかなか酷そうでしたね。 スピニングリールのラインの巻き形状が見事な台形のようになっていて、とても現代のリ…

食べなくても魚には感謝しましょう。

よく、魚を釣って食べる人達は、「感謝していただきます」とか言ったりするものですが、釣った魚をリリースするにしても同じくらい感謝しなくてはならないと、私は思います。 釣りが好きな人なら、魚が釣れると嬉しいですし、とても元気が出ます。それから、…

天塩川でイトウを釣る方が、犀川でニジマスやブラウンを釣るよりも数倍易しい。

北海道の天塩川なんかで釣りをしていると、レンタカーでやってきてピカピカのウェーダーを着たキャストもままならないような初心者らしき人が、ポーンとルアーを投げたらイトウが釣れちゃったというような場面を、たまに見かけます。 運とタイミング次第なの…

24ツインパワーがツインパワーじゃない。

シマノにツインパワーというリールがありますが、あれは最初は替えスプールが付いていて、2つスプールがあったから「ツイン」という名前だったそうです。 なんとも安直なネーミングですが、まあ変にカッコつけるよりも分かりやすくて良いのではないでしょう…

釣りではボートが定員オーバーなんて当たり前。

少し前に、福島県の檜原湖で、ワカサギ釣りのお客さんを運ぶ船が定員オーバーで営業していたと怒られているニュースがありましたが、この程度のことで細かく注意を受けることがあるのかと、私はびっくりしてしまいました。 釣りの渡船のようなものは、しっか…

お洒落なスピニングリール。

少し前に東武鉄道の日光のキャンペーンのようなものに、女優の門脇麦さんが起用されていました。 ビジュアルが何パターンかある中に、湖で釣りをしている場面があり、レイクトラウトをフィッシュグリップで吊り下げるという、実際の釣り場ではあまり見られな…

快適で楽しい釣り。

サンテレビが制作して関西圏で放送されている、「四季の釣り」という番組では、毎回冒頭にナビゲーターの伊丹さんという人が、「みなさん、快適で楽しい釣りを楽しんでいますか?」というような挨拶をします。 こう問いかけられる度に、私は「快適で楽しい釣…

「つ抜け」とは。

日本の釣りの世界には、「つ抜け」という言葉があります。つ抜けとは、釣れた魚の数を一つ二つ三つと数えていくと、十匹目で「つ」を付けて数えられなくなるため、「つを抜けて、十匹釣れた」という意味です。 釣り人の中には、嬉しそうに「つ抜け」という言…

サクラマスが回収ヒット。

北海道の大きな川で釣りをしていて、ちょっと疲れたし休憩でもしようかと思い、リールをカリカリと鳴らして下流に流れきったラインを回収していた時のことです。 ふいにクイクイと魚信がロッドに伝わってきたので、そのまま巻き続けていると、掛かった魚が左…

ソフトハックルの魔力。

ソフトハックルという、適当なボディにパートリッジなどをくるくると巻いただけという、とても単純な構造のフライがありますが、めちゃくちゃよく魚が釣れます。 流しても引っ張っても、川でも湖でも、魚が何を食べていようが釣れてしまう気配もあり、万能性…

他人に酷評されているロッド。

私は最近、たまに自分が使っているフライロッドが、他人のブログで酷評されているのを見かけました。 その人は、随分と沢山の高級なフライロッドを持っているらしく、そういった物と比べると私が使っているあまり高くない物は、とにかく性能が悪く、ちゃんと…

登山の遭難者を釣り人が発見。

登山の遭難者を、渓流釣りをしている人が発見するということは、珍しいことではないようです。 ちょっと調べてみるだけでも、そのようなニュースは沢山見つかりますし、生きた状態の登山者を発見することもあれば、完全に白骨化した登山者を発見することもあ…

キャンプと釣りの決定的な違い。

もう少し落ち着いてきたという話もありますが、近年はキャンプや釣りといったアウトドアアクティビティが、結構人気があったようです。 このブームに乗って始めた人なんかは、キャンプも釣りも野外で行う活動であり、似たような仲間かと思っているかもしれま…

魚を放流すると、かえって魚が減る説。

昨今、「魚を放流すると、かえって魚が減る。放流を止めたら魚が増えた。」みたいな研究結果が話題になり、じゃあ放流を止めようかなんて考えている人達もいるようですが、もうちょっと考えてみた方が良いと思います。 「魚を放流すると、かえって魚が減る」…

Red river valley

アメリカの古いカントリーソングに、『Red river valley』という曲がありますが、私はこの曲を聞く度に北海道の小さな村を思い出します。 道央の余市や小樽から山を登っていった先に、赤井川村という村があります。名前の通り赤井川という川が流れていたりし…

焚き火でウェーダー破損。

キャンプをしながらの釣行の時に、釣りをしたままの格好のまま火を起こして調理をしたりすることがある人は、たまにいるのではないでしょうか。 それから、国内ではあまりないかもしれませんが、海外の河原なんかだと、暖をとるために釣りの最中に焚き火をし…

榛名湖で五年連続ワカサギ解禁できず。

この冬は暖かくて、群馬の榛名湖では、充分に凍結せずに氷上ワカサギ釣りが解禁できなかったそうです。 こうなってしまったのは今年だけでなく、もう5年連続だそうで、今後はもう解禁できることは無いのかもしれません。 確かに、近年の気候を考えてみれば…

同じサイズの魚なら、湖よりも川で釣った方が嬉しい。

50センチくらいのニジマスなどのトラウトが釣れることは、川でも湖でもあるわけですが、良い思い出として印象に残っているのは、圧倒的に川だなと私は思います。 まず、魚が釣れるまでの状況の印象が全然違います。 湖で釣りをしている時は、浮かべる釣りを…

「スーパーマリオか!」と突っ込みたくなる日本の川。

私は川で釣りをしていると、たまに「スーパーマリオか!」と突っ込みたくなってしまうことがあります。 日本の川には、護岸とかコンクリートのブロックとかテトラとか堰堤が沢山あり、その上をおっかなびっくり落ちないように歩かなくてはならないことが多い…

釣り業界が、いかにボッタくっているか。

フライフィッシングに使われるマテリアルというものは、少量のわりには結構お高いことが多いです。 希少な天然素材が高いのは、まだ分からなくもないですが、近頃はシンセティックの物まで高いのは、ちょっと納得がいかないところです。 湖や管理釣り場で人…

芦ノ湖というカオス。

いつだったか3月に芦ノ湖で岸から釣りをしていたら、沖からボートが近づいてきました。 そのボートに乗った人は、私が釣りをしている場所から20メートルほどの所で釣りを始めたのですが、でっかいチャートカラーのスピナーベイトを岸際に打ち込んでいるので…

奴隷根性が染み込んだ日本の釣り人。

「勝利への脱出」という、連合国の捕虜達がドイツ人とサッカーの試合をして、「どさくさに紛れて脱走しちゃおう!」といったストーリーの古い映画があるのですが、今でもNHKのBSなんかでたまに流れていたりします。 いつかもこの映画がテレビで流れていて、…

重課金勢に頼る商売は長続きしない。

以前、ゲームのアプリを作っている人に聞いた話なのですが、安定して収益を上げ続けるゲームは、たまに課金する程度の人が沢山やっているものなのだそうです。 課金しまくらないと楽しめないようにゲームを作ってしまうと、少数の熱狂的な課金しまくる人々(…